一面ヒマワリ、自由に摘んで 南砺の西川産業、18日まで畑開放
南砺市城端の織物製造業、西川産業は9日から、荒田町工場に隣接する遊休地に整備したヒマワリ畑を開放する。約5300平方メートルの畑一面に咲き誇っており、同社は「自由に摘み取って楽しんでほしい」と話す。18日まで。 遊休地を活用して住民に楽しんでもらおうと、昨年に続いて企画。5月末に、野口営農組合の協力を得て、黄色の花を咲かせるジルと、赤くシックな色合いのプロカットレッドの2品種の種をまいた。ジルの4割は昨年植えたヒマワリから、従業員が取った種を利用した。 従業員が草刈りなどを続け、7月末から咲き始めた。咲きそろった時期に合わせ、住民に開放する。 開放期間中は、自由に畑に入って摘んだり持ち帰ったりできる。取締役の西川伊希子さんは「昨年より満遍なくきれいに咲きそろった。お盆のお墓参り用にも使ってほしい」と話している。