井上尚弥と約30億円契約合意文書交わしたサウジ長官は…インスタフォロワー2900万人の大物
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が、サウジアラビア政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」との大型スポンサー契約を結んだ。2日夜に所属ジムの大橋秀行会長(59)らとリヤドに到着した井上はこの日、サウジアラビア総合娯楽庁トゥルキ・アラルシク長官と対面。総額約30億円(推定)契約の合意文書に調印した。 【写真】井上尚弥の右肩に手をやる、フォロワー数2900万人の大物・アラルシク長官 ◇ ◇ ◇ アラルシク長官は4日(日本時間)までに公式インスタグラムを更新し、井上関連の写真や動画を立て続けにアップ。ジャケット姿の井上がリング上でシャドーボクシングをする動画や自身とのツーショット写真などを公開した。 長官のインスタグラムフォロワーは何と2889万人。X(旧ツイッター)は710万人もいるなど、絶大な発信力を示している。インスタには「詩人&プロデューサー」の肩書も記載。映画の脚本を手がけるなど多彩な一面もある。抜群の訴求力を持つ長官も自らPRに力を入れている。 井上は今回、サウジアラビアまでプライベートジェットの“VIP待遇”で招待された。長官は自らのワーキングハウスに井上を招き、合意文書を交わすなど熱心な姿勢をみせている。