【パキスタン代表監督奮闘記5】侍ジャパンとの対決で見えてきた課題
*アジア選手権 アジア野球連盟主催で2年に1回行われる、アジア最高峰の野球大会。アジア4強と、東アジアと西アジアの各予選優勝国が参加資格を手にし、合計6カ国で頂点を争う。今大会は9月16~20日に台湾で開かれた。 ◆色川冬馬 1990年仙台市生まれ。聖和学園高校、仙台大卒。大学在学中にメジャーリーガーを目指し単身渡米。2年後独立リーグと契約。米・メキシコ・プエルトリコ等のリーグでプレーした後、2013年現役引退。宮城で中学生を指導している中、イランでもユース世代に野球指導。その実績が認められ2014年イラン代表監督就任。16年間で1勝しか出来なかったイランを2015年西アジアカップで準優勝に導き、パキスタン代表監督に就任。リトルリーグのラテンアメリカ野球選手権日本代表監督も務める。 【連載】色川冬馬のパキスタン代表監督奮闘記 【第1回】野球に会議室は貸せない!?会議は青空の下で 【第2回】気温40度、薄茶色の水…過酷な練習環境 【第3回】「クリケット野球」で世界に挑む 【第4回】イスラム教の国で野球を教えるということ