矢口真里、2人の息子に「めちゃくちゃ甘い」 育児で“毎日クタクタ”も子どもたちが原動力
モーニング娘。は、家族とか姉妹みたいな存在
――あの頃のメンバーとは今でも連絡を取り合っているんですね。 「めっちゃ、連絡してます。藤本(美貴)や辻ちゃんはお仕事でよく会いますし、なかなか会えないのは、福岡に住んでいる中澤(裕子)姉さんとか。でも今年は3回くらい会ったかも(笑)。この前、8年ぶりに偶然、小川(麻琴)にも会いました。一緒にご飯を食べたんですけど、相変わらず面白い子で彼女も舞台とかいろいろなところで頑張っていますよね。私は月に1回、仲間に会わせてもらう時間を夫が作ってくれるので、みんなでご飯を食べて、すっきりした状態でリセットするんです。やっぱり、あの頃のメンバーは、家族とか姉妹みたいな存在なので、会ったら一瞬で昔に戻ってエンドレスで盛り上がれます。普段なかなか会えない人も、SNSで頑張っている姿を見ながら元気をもらっています」 ――先日、辻さんの長女・希空(のあ)さんの芸能界デビューが発表され、矢口さんもコメントされました。 「本当にかわいいですよね! 昔、『いつか私たちに子どもが生まれたらユニットを組んだりして』って、冗談を言ったこともありましたけど、とうとうメンバーの子どもたちが活躍する時代がやってきたんですね」 ――いつかお子さんが「芸能界に進みたい」と言ったらどうしますか。 「私は『どうぞ! どうぞ』って言うと思います。でも、『なりたいところまでの道のりは相当厳しいよ。それでもやりたいという覚悟はありますか?』って先に確認すると思います。やっぱり大変な世界ですし、いばらの道だってあるから、それでも進みたいのなら『頑張ってね』と言います」 ――矢口さんが子育てで大切にしていることは。 「いっぱいありますけど、子どもたちが生きていてくれるだけで十分です。『この子たちのために生きていかなきゃ』って、それが私と夫の原動力です。だから1日1日を大切に家族みんなが楽しく生きていけるような環境を作っていきたいと思っています。私が芸能人である以上、この先、色眼鏡で見られることだってあるかもしれません。もし、学校がつらいとか悩んだりすることがあったら、『家にいても大丈夫だよ』って言ってあげられる母親でいたいですし、子どもたちを笑顔にできる夫婦でいたいと思っています」 ――では最後に、来年1月19日に開催する初のソロリサイタル「矢口真里バースデーリサイタル2025~珍しく本気で歌を届けます~」についてコメントをお願いします。公演に向けて気合が入っていそうですね。 「今回は、デビューする前からの夢だったガチの歌の公演に初挑戦なので、めっちゃ練習していて、長男とお風呂に入った時も歌の練習をしています。長男は全部覚えて幼稚園で歌っているみたいで、セットリストがバレバレです(笑)。今回は2公演予定していて、1公演目では、モーニング娘。やタンポポ。ハロー!プロジェクトの名曲やカバー曲を弦楽四重奏とピアノに合わせたすてきなアレンジで歌わせていただきます。お時間のある方はぜひ遊びにいらしてください!」 □矢口真里(やぐち・まり)1983年1月20日、神奈川県出身。98年5月3日。15歳の時に、モーニング娘。2期メンバーとして加入。同年、モーニング娘。として日本レコード大賞最優秀新人賞、紅白歌合戦に出場。翌99年、7枚目のシングル『LOVEマシーン』がミリオンの大ヒットとなり、国民的アイドルに。その後もグループや派生ユニット「ミニモニ。」「タンポポ」などの中心メンバーとして活動を続けるも、2005年にグループを離れ、ソロとしてバラエティタレントに転向。バラエティー番組、イベント、アイドルフェスのプロデュース、公営ギャンブル(主に競馬)、パチンコ番組など精力的に活動中。2025年1月19日に東京・GRIT at shibuyaで『矢口真里バースデーリサイタル2025』と題し、1公演目は弦楽四重奏とピアノによるリサイタル、2公演目はスペシャルステージの2公演を開催。私生活では、2児の母(19年に長男、21年に次男を出産)。身長145センチ。血液型はA型。 取材協力:特別区競馬組合/東京シティ競馬
福嶋剛