【C大阪】毎熊晟矢オランダ1部AZに完全移籍へ 6月オファー届きクラブ側も慰留を事実上断念
セレッソ大阪DF毎熊晟矢(26)が今夏、オランダ1部AZアルクマールに完全移籍することが12日、決定的となった。日本代表で国際Aマッチ通算8試合出場の右サイドバックに対し、6月に入って完全移籍のオファーが届いたという。 【写真】赤ちゃんに手を振るC大阪毎熊 本人はC大阪での環境に感謝しつつ、欧州でのプレーを熱望。クラブ関係者によると、移籍金を含めた条件を満たしており、引き留めは事実上、不可能としている。 長崎県出身の毎熊は、東福岡、桃山学院大、J2V・ファーレン長崎を経て、22年にC大阪移籍。右MFなど攻撃的な位置と右SBを兼務しながら、J1通算74試合4得点をマーク。昨年9月から日本代表に招集され続けたが、最近はけがの影響もあり、今回のW杯アジア2次予選メンバーから外れていた。 AZは日本代表で同じ右サイドバックのDF菅原由勢(23)が所属している。 ◆毎熊晟矢(まいくま・せいや)1997年(平9)10月16日、長崎県出身。東福岡3年時はFWとして総体と選手権で全国2冠。桃山学院大では全日本大学選抜入り。20年にJ2長崎に入団し、右SBに転向。22年C大阪移籍。179センチ、69キロ。