兵庫の斎藤知事「県政謙虚に」 12月議会初日で所信表明
兵庫県議会の12月定例会が3日に開会し、失職後の知事選で再選された斎藤元彦知事が所信表明した。「丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻み、県政運営に臨むことを誓う」と述べ、自身の疑惑告発文書問題については「説明責任を果たしていくことは極めて重要だ」と強調。調査に誠実に対応し、ハラスメントのない組織風土づくりに取り組むとした。 斎藤氏は県立高の統合に伴う条例改正案など34件の議案を提出。基本政策として若者支援や県政改革の推進を挙げ「県議会、県職員、県民と広く信頼関係を構築し、オール兵庫で未来の扉を開きたい」と述べた。