マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…違法な両替や売春に従事の男女3人検挙
マカオ治安警察局は7月30日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月29日から30日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁から52人が参加し、市内にある多くのマッサージ店に対するパトロールとカジノ施設が集積するマカオ半島の新口岸地区で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。 期間中、計116人(男42人、女74人)に対する調査を行い、このうち男2人が違法両替、女1人が違法売春に従事していたことが発覚したため検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。
交通検問については車両18台に対する調査を行い、違反は10件(運転中携帯電話使用4件、進入禁止違反2件、ナンバープレート規格不適合1件、反射板不備1件、バックミラー不備1件、テールランプ規格不適合1件)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。