“ダブルエース”vs“プレイオフ・ジミー”、東の第7シードを懸けて激突!【4/18(木)午前8時 ヒート対76ers】
2年連続でサプライズを起こせるか
対するヒートは昨季に続く下剋上を狙っている。イースト7位でプレイイン・トーナメントに進んだ昨季、第8シードを獲得すると第1シードのミルウォーキー・バックス、第2シードのボストン・セルティックスを撃破する立て続けの快進撃で3年ぶりにNBAファイナルへと進出した。第8シードからのファイナル進出は実に1999年のニューヨーク・ニックス以来という快挙だった。2020年にも第5シードからファイナルへと勝ち進むなどポストシーズンでは全く別のチームへと変貌を遂げる。 名将エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)のもと、大舞台での経験値はどのチームよりも上回っているといえるだろう。今季はディフェンシブレーティングでリーグ5位(111.5点)、失点数もリーグ3位(108.4点)の少なさと、ダブルエース擁するシクサーズの攻撃をいかに抑えるかがポイントだ。 さらに “プレイオフ・ジミー”の異名をとり、ポストシーズンで無類の強さを発揮してきたエース、ジミー・バトラーのプレイからも目が離せない。昨季のイースタン・カンファレンス1回戦、バックス戦ではプレイオフ歴代4位タイとなる1試合56点を記録。第1シード撃破の立役者となった。レギュラーシーズンで22.9点だった平均得点が、ディフェンスの強度が上がるポストシーズンでは26.8点と4点近くも増加するなど、一度火がついたバトラーを抑えることは至難の業。その存在は相手チームにとって恐怖でしかない。 今季両チームの直接対決は2勝2敗の5分。第7シードを獲得してニックスが待つプレイオフ1回戦に進むのはどちらのチームか、激戦必死の好ゲームに期待だ。 ■今季直接対決 12月26日:シクサーズ 113-119 ヒート 2月15日:ヒート 109-104 シクサーズ 3月19日:ヒート 91-98 シクサーズ 4月5日:シクサーズ 109-105 ヒート
NBA Rakuten