ジョコビッチ、ウィンブルドン出場可否に言及「他の選手にチャンスを与える」条件は?<男子テニス>
ウィンブルドン
イギリスの公共放送局BBCが24日にSNSを更新。7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向け調整を行う世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを伝えた。 【錦織圭vsナヴォーネ 1ポイント速報】 37歳のジョコビッチは今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で右膝を負傷し準々決勝を前に棄権。その後手術を行った。 手術後はリハビリを行う様子を自身のSNSに公開していたジョコビッチだが、現地時間23日にはウィンブルドンの会場に登場し、手術をした右膝にサポーターをつけて練習を行った。 24日にはBBCがインタビュー動画をSNSで公開。現在のけがの状況と1週間後に迫ったウィンブルドンへの出場可否について語っている。 ジョコビッチは練習後「ここに来たのは何試合かするためではない。大会が始まれば、そのあと何が起きるかなんて100パーセント分からない。でも、1日1日を大切に過ごして、この4、5、6日間に僕やチームメンバーが感じたこと、観察したことに基づいて判断するつもりだ」とコメント。 続けて「もし自分が最大限のプレーができる、あるいは最大限のプレーができるとわかっていればプレーする。もしそうでなければ、他の選手にプレーするチャンスを与えるよ」とプランを明かした。 ウィンブルドンでは過去7度の優勝を誇るジョコビッチ。昨年は決勝でC・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝に終わっている。 また、7月27日からはジョコビッチが今季の大きな目標の1つに掲げているパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)が開幕予定。果たしてウィンブルドンに出場するのか。今後の動向に注目が集まる。