ハンドボール男子日本、パリ五輪代表発表 主将・東江雄斗は落選 オルテガ監督「選考は非常に難しかった」
日本ハンドボール協会は28日、パリ五輪に出場する男子日本代表14人を発表し、司令塔の安平光佑(24)=RKバルダル=らが名を連ねた一方で、2021年東京五輪から主将を務めてきた東江(あがりえ)雄斗(30)=ジークスター東京=は落選した。 4月に就任したオルテガ監督は「選考は非常に難しかった。チームのことを最優先に考えた上で、リーグの試合や強化合宿での練習の様子を見て最終判断した」と説明した。安平は東江から「頑張ってこい」と声をかけられたといい、「本当にショックだった。東江さんの分まで頑張っていきたい」と語った。 五輪の1次リーグは12チームが2組に分かれ、各組上位4チームが準々決勝に進む。日本はA組でクロアチア、ドイツ、スペイン、スロベニア、スウェーデンと対戦。目指すは初のベスト8入り、そしてメダル獲得だ。(児嶋基)