「ああ、こういうことが幸福と言うんだな」と感じられる。小さな、小さな私のトライ、毎朝「行きたいときだけ行く」お散歩
日々が飛ぶように過ぎていく中、自分のあり方に漠然と迷う40代50代。まるでトンネルのように横たわる五里霧中ですが、そんな中「ほんのちょっとしたトライ」で自分のあり方を捉えなおすには、「最初の一歩」に何をしてみればいいのでしょうか。体験談をご紹介します。 【画像】まさえさんの日々 ■まさえさん 大阪府在住の41歳、週1回、グループホームで働く。55歳の夫、8歳の娘と3人暮らし。 【私を変える小さなトライ#10】
週1で働いてはいるけれど、いつも8歳の娘と一緒の私。一人で過ごす「朝の散歩」が感動を運んでくれた
こんにちは、まさえです。「小さなトライ#8」のサバゲーを始めた方の記事を読んで、挑戦する姿に大きなパワーをもらえたなと思って、私も自分の体験談をお話ししてみたくなりました。ちょうど最近スタートした「朝の散歩」が生活を変えてくれる予感がしていて、そんな話をしてみたいと思います。 昔から、いろいろなことに興味があって、幼稚園のときには、隣町に一人で出かけていってしまうような、そんな子どもでした。5歳か6歳なのに、母が行っていた近くのパーマ屋さんから「お嬢ちゃん、パーマ当てに来てんで」って電話がかかってくるみたいな(笑)……。鉄砲玉みたいな子どもで、4人兄弟の中でも私だけすごく手がかかったみたいです。 大人になってからも計画を立てたいんですが、立てられた試しはない(笑)。どちらかといえば感覚人間なのだと思います。ちょっとしたことにも感動して涙がこぼれてくるし、一晩眠れば嫌なことも忘れちゃう。そういう個々の持ち味はそのまま生かせばいいんだろうな~って、最近は思っています。夫婦って面白いですよね。夫は真逆のタイプで、ムダがなくて、よく不思議がられています。 8歳の娘がいて、うちは「学校に行かない」選択をしているんです。だから、平日は図書館に行ったり、本屋に行ったり、娘がしたいことに一緒に付き合っている感じです。娘は本が大好き。その時々に読み始めた漫画や本を部屋の隅に宝物のように置いているんです。娘が好きなことに出会えていることを応援しつつ、私も自分の人生を楽しみたいなって。お仕事は週1回だけ日曜日に、障がいのある方のグループホームで夕ご飯の準備をしたり、お風呂の用意をしたり、コミュニケーションをしたりする仕事をやっています。
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