再考されたシャフト オデッセイ最新作に関する3つのポイント
選択可能なパターヘッド
スクエア2スクエアシリーズでは、3種類のヘッドから選択することが可能となっている。チョイスは、ブレード型ワイドボディのブレード型でダブルワイド、お馴染みの牙型であるナンバー7、そして2023年にウィンダム・クラーク、リッキー・ファウラー、そしてキーガン・ブラッドリーと言った選手たちがその名を高めたジェイルバードの3種類。 この3種類のヘッドは、オデッセイでも最大の部類に入るものだが、これには狙いがある。大型ヘッドはより重量が増すことになるが、これはゼロトルクのクラブを作る上で極めて重要だ。ヘッドを重くすることで、オデッセイはより高い慣性モーメントを生み出すことができたのである。この結果、安定性の向上と、ねじれへの耐性が実現している。 ダブルワイドとナンバー7パターは、オリジナルのAiワンに採用されていたネイビーのPVD仕上げが施されており、ジェイルバードはお馴染みの白黒カラーとなっている。
Aiワンインサート
Aiワンパターが初めてリリースされたのは2023年末のことだった。このシリーズは、クリス・カークがオデッセイAiワン ミルド シックスT CHパターを使用した「ザ・セントリー」を制覇したことで、瞬く間にニュースとなった。 Aiワンシリーズには、同社の研究開発部門がプロとアマチュアの両方から集めたデータを基にデザインされたAI設計のインサートが採用されている。 同社の“ホワイトホットウレタン”素材を使ったこのインサートは、フェースのコンタクト位置に関わらず一貫性のあるストロークを生み出すように設計された起伏のある形状になっている。パターヘッドのどの場所で打つかに関係なく振動を軽減させたことにより、Aiワンインサートは、距離のコントロールの向上を実現させている。 オデッセイAiワン スクエア2スクエア パターシリーズは、先行販売として11月15日にリリースされ、一般発売は11月29日の予定となっている。 (協力/GolfWRX, PGATOUR.com)