杉内俊哉コーチのトレーニングを行う千葉隆広投手と見守る園田純規投手

◇プロ野球・巨人　秋季練習（3日、ジャイアンツ球場） 秋季練習で1軍メンバーとともに午前の部に参加している1年目の育成投手は2人います。園田純規投手と千葉隆広投手です。両投手とも10月2日の2軍と日立製作所のプロ・アマ交流戦で登板。園田投手は先発として3回47球を投げ、3安打1失点、千葉投手は2回22球、1安打無失点でした。 【動画】2023年巨人のファンフェスタで紹介される新人選手 この日は投手2人は杉内俊哉投手チーフコーチの“鬼”の体幹トレーニングを体験。初回ということで、「これぐらいにしておくね」と少し軽めの設定だったそうですが、終わった後には苦しそうな表情を見せていました。 園田投手は福岡工大城東高出身の本格派投手。この秋には体作りをテーマにしているそうですが、10月31日にブルペン入り。阿部慎之助監督や杉内コーチらが見守る中、38球を投げました。「見られていて、緊張しました。いつもより力が入ってしまいました」と笑った19歳。現在は投げる球種を減らして、まっすぐに磨きをかけているそうです。 一方、サウスポーの千葉投手は北海道の旭川明成高から育成ドラフト6位で入団しました。1軍の杉内コーチと内海哲也コーチには「質問できる時間があれば、同じ左ですし、いろいろ聞きたいです」とはにかむような笑顔。「緊張してます」としたものの、1軍を経験している投手陣と一緒に練習できるこの機会を無駄にせず、いろいろ学びたいと続けました。 「（1軍の先輩方は）動き出しも早いし、どういう準備をしているのかとか、見ているだけでも勉強になります」 両投手とも2軍の公式戦で登板はありませんでしたが、10月2日の2軍と日立製作所のプロ・アマ交流戦に出場。園田投手は先発として3回47球を投げ、3安打1失点、千葉投手は2回22球、1安打無失点でした。高卒1年目の2人にとってはこの秋にどんな練習を積むかも大事なポイント。巨人の秋季練習は11月10日まで行われています。