フジロック’24今からでも間に合う徹底ガイド 快適に楽しむ5つのポイント【初心者必読】
3.宿泊:手ぶらキャンプも実は可能!
フジロックといえばキャンプ。スキー場のゲレンデを利用したキャンプサイトの広大な敷地に、毎年色とりどりのテントが並ぶ光景は苗場の風物詩だ。さらにキャンプサイトは、ホテル・民宿に泊まるよりも会場に近く、宿泊費もリーズナブルだし、苗場の自然をダイレクトに満喫することもできる。テントの場所取りをするため、木曜の午前中から並ぶ人も多い。 もっと気軽にキャンプを楽しみたい方には新エリア「CAMP VILLAGE」がおすすめ。FIELD OF HEAVENを通り過ぎた先にあるホスピタリティエリア「ORANGE CAFÉ」に隣接するサッカー場を使用した区画で、下記の3つから好みのキャンププランを選択できる。 a)キャンピングカー(エアコン、ミニ冷蔵庫なども完備) b)デラックスキャンプ(最大4名まで宿泊可能なテント、タープ設置) c)シンプルキャンプ(最大2名まで宿泊可能なテント) テントは設置済みで撤去も不要。さらに、ベッド(コット)やブランケット、ランタンなど必要なアイテムも用意されているので、文字どおりの手ぶらキャンプが楽しめる。キャンピングカーは1台30万円と高額なプランではあるが、酷暑や豪雨に見舞われてもエアコン・屋根付きの空間で休めると思えばレベルが違う快適さ。キャンプビギナーや子育て世代のファミリー層もこれなら安心だ。しかも、キャンプヴィレッジ利用者は後述するFUJI ROCK go roundの場内運行バスにも乗車できるという(ORANGE CAFÉ発便のみ)。 ホテル・民宿は会場に近いほど人気が高く、早い時期から予約が埋まってしまうので今から探すのは困難だが、諦めるのはまだ早い。本稿執筆時点でオフィシャルツアーの「越後中里 - 民宿/民泊」や、会場~越後湯沢駅周辺のいくつかのホテルは部屋に空きがあるようだ。 ちなみに、オフィシャルツアーでは体育館/音楽施設を利用した仮眠施設も用意されている。会場から徒歩圏内(15分~30分)で利用料金は3泊で16,800円。大部屋での雑魚寝となるが、低予算でフジロックを楽しめるため根強い人気を誇るプランだ(申し込みはこちらから「苗場・浅貝エリア」→「休憩」)。