Dream Driveのトヨタ・ハイエース標準ボディDXベースの「TAMA」

2024年12月14日（土）、15日（日）の2日間、神奈川県平塚市の「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」（ジ アウトレット湘南平塚）にて、「第57回 関東キャンピングカー商談会 ジ・アウトレット湘南平塚」が開催されました。 【写真】バンライフなキャンピングカーの中身をチェックする（全15枚） 関東キャンピングカー振興会が主催する同イベントには、キャンピングカービルダーなど17社が参加し、31台の車両が展示されました。そこでソトラバ編集部は現地へ駆けつけ、憧れのキャンピングカーのなかから選りすぐりのモデルをレポートしたいと思います。

世界のバンライフ文化を知り尽くした「Dream Drive」

キャンプブームの影響により認知度を高めたキャンピングカーは“憧れのクルマ”として多くの人たちから注目を集めています。なかでもバンコン（バンコンバージョン）と呼ばれるワンボックスカーをベースにカスタマイズされたモデルは、キャンプや車中泊だけでなく日常生活での使用にも対応する懐の深さが大きな魅力になっています。 昨今キャンピングカービルダーのなかで注目を集めるDream Driveは、ヨーロッパを放浪する両親に育てられた同社代表のジャレド氏の幼少期からの体験と、アウトドアが盛んなオーストラリアへと移住し、自らが積み重ねた経験をもとに立ち上げたビルダーであり、日本に「バンライフ」を浸透させることを目的としています。 それだけに、同社が手掛けるモデルはこだわりが凝縮され、使い勝手の良さと快適性を兼ね備えているのが大きな魅力。ワールドワイドな経験をバックボーンに日本の職人がタッグを組むことで実現したモデルたちは、「本気でキャンピングカーを楽しみたい」と考える人たちを魅了。その実力は口コミによって広がって行ったのです。

全3タイプのバンライフ仕様の車両をラインアップ

ここで紹介するDream Driveの「TAMA」は定評のあるトヨタ・ハイエースのDXグレードベースとし、日常生活での使い勝手を考慮した標準ボディモデルを採用。そのスペックは架装により6名乗車（4名就寝）となり、車中泊を目的としたアウトドアマンに最適な仕様に仕立てられています。 同シリーズにはTAMAの他、日産キャラバン（NV350）をベースにした3名乗車（2名就寝）の「NICO」、そしてハイエースのスーパーロングを使用した5名乗車（5名就寝）の「KUMA Q」と全3タイプが用意されており、このTAMAはその中間に位置するモデルです。