日本維新の会代表選「特定の人の推薦人にはならない」大阪・吉村知事会見7月13日(全文4完)
知事と執行部との両立は可能と思っているのか
大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の椎葉です。先ほど、次の代表に決められた方からの要請があれば執行部に入ることもやぶさかではないというお話をされてました。大阪府知事のお仕事に専念するという形で代表選は出ないんですけれども、執行部との両立というのは可能ですというふうに思われておられるということでよろしいですか。 吉村:ええ、可能です。もう今も僕、日本維新の会の副代表ですから、これをやってきてますので、可能だと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。それから続いて、組織論的な話になってしまうんですが、今現状として大阪維新の会、先ほどの朝日さんの質問とも少し関連する話なんですが、大阪維新の会・日本維新の会とのパワーバランス的な話があると思うんですけれども、従来もそうなのかもしれませんが、大阪維新の会というのは、国政政党日本維新の会のいわゆる地域組織というふうな位置付けというふうな形でよろしいんでしょうか。 吉村:ええ、そういう位置付けでいいと思います、日本維新の会から見たら。大阪の地においては地域政党としてしっかりやる。日本維新の会から見たらそういうことになると思います。 大阪日日新聞:その中で、日本維新の会の政党、今度代表になられるという方は、やはり国政に通じている方のほうが、やはりふさわしいというふうに思われますか。 吉村:いや、そこはどういった方が、必ずしも国会議員でなくても、地方議員であっても首長であっても、僕は国政に対しての思いと、国政というか日本維新の会、国政政党をやっぱり強くしていくという思いがあり、選挙で選ばれたとすればその人が僕は最も適切な人だというふうに思ってますので、属性の資格みたいなのは僕はあんまり考えてはないです。 大阪日日新聞:ありがとうございます。
大阪と兵庫で比例票得票率が下がった。受け止めを
共同通信:すいません、共同通信の【キムラ 01:20:32】です。ちょっと参院選の話に戻ってしまって恐縮なんですけど、比例で野党第一党の得票で、かなり全国的には維新の得票が伸びた一方で、足元の大阪と兵庫でも昨秋、秋の衆院選に比べると、比例票の得票率っていうのだけで見ると下がっているという現状がありまして、それの分析というか、今、現段階での吉村さんの受け止めと、あと、大阪維新の会の代表として今後の大阪維新の会としての課題とか、何か認識がありましたら教えてください。 吉村:得票率について、他党にしても大きく落としてるところもありますから、そういった意味では大阪や兵庫の得票率について、先の秋の衆議院選挙と比較してそんな大きな、優位になるような差ではないだろうというふうに思っています。これはもう他党も含めた選挙自体が違うわけですから、あんまりそこを比較しても、立候補者の数も違うし選挙の制度も違うし、あんまり意味はないのかなと。意味があるとしたら他党がどのぐらい増えて減ってっていう相対比較かもしれませんが、それと見る限り、何か維新の会が大阪・兵庫でというのは特にないと思っています。 僕自身も今回の国政選挙においてはほとんど大阪や兵庫に入りませんでした。僕は現職の議員、そして大阪維新の会のメンバー、地方議員がしっかりと自分たちがやってきたことを訴えて候補者を支えて選挙をやったというふうに思っています。僕自身は、皆さんご承知ですけど、京都・東京を中心に全国を応援に回ったと。なかなか超重点区の京都・東京で結果が出せなかったということは、やはり僕自身にも大きな責任があるなというふうにも思っています。 ただ、大阪・兵庫については、何か得票率うんぬんっていうのはさっき申したとおり、特にはないです。大阪維新のメンバー、一生懸命、浅田さん・高木さんを支えて、そして2人当選したわけですから、これは本当に有権者の皆さんにも感謝ですし、大阪維新のメンバーもしっかりやってくれたと、しっかりやられたというふうに思ってます。 共同通信:ほか、ある社はいかがでしょうか。ないようでしたらこれで終わります。 (完)【書き起こし】大阪・吉村知事会見7月13日