日本維新の会代表選「特定の人の推薦人にはならない」大阪・吉村知事会見7月13日(全文4完)
選挙で代表を選ぶことが非常に重要
僕は今、大阪維新の会の代表をしています。大阪維新の会の代表になるときも松井さんからやってくれと言われましたが、僕は松井さんに言ったのは、これは選挙をやってくれという話をしました。なので、僕は大阪維新の会の代表を松井さんから受けるに当たって、禅譲では受けないと、選挙でやりますという話をして、松井さんもそれを了解してくれました。そして実際に選挙をやりました。僕と同期の片山さんが選挙に立候補して、そして実際に投票用紙に名前を書いてもらって大阪維新の会の代表を今やってます。これは単に、例えば松井さんから後継指名を受けて大阪維新の会の代表になったら、やっぱりそれは不満に思う人もたくさんいると思うけど、やっぱり選挙でみんなで代表を選んだということが僕は非常に重要だと思ってます。 ですので、大阪維新の会の代表を決めるときも創業者ではない僕自身が大阪維新の会の代表になった。そして今も継続してやってます。その正当性の根拠はやっぱり選挙です。名前を書いてもらうということで新代表を、大阪維新の会の代表を務めてると。だから僕は選挙は絶対に必要だと、僕から言いました。 やっぱりそう考えると、日本維新の会の新代表もやはり選挙で決めるべきだし、逆に選挙で決まればそれはみんなで支えるというような、好き嫌いあってもみんなで支えるというふうにしていかないと。内部でなんか権力争いとか、なんか足引っ張り合いとか、後ろから鉄砲撃つとか、そんなことをやっているようじゃ自民党とは対峙できないですから、好き嫌いについての何かあるんであれば、これは自分がやっぱり選挙に立候補すると。そして真意を問うていく。その真意を問うのは地方議員であり国会議員であり、首長であり、一般党員の皆さんも全員同じ1票ですから。
決まったらみんなで支えていくべき
維新の会の、日本維新の会の代表選っていうのは特徴的なのが、全員1票ですので。僕も1票だし一般党員の方も1票です。2年間、一般党員であることというのが要件になっていますので、急に一般党員になっても票はないですけども、今からさかのぼって2年前から一般党員で応援してくれている人は1票。僕も1票。全員1票の中で代表を選ぶわけだから、選ばれた人をみんなで支えるという、この正当性の根拠ということについては僕は選挙だというふうに思ってます。ただ、それに決まったらやっぱりみんなで支えていくべきなんじゃないかなと。いくべきだし、そのための選挙だろうと思ってます。 その選挙をするに当たって、僕が特定の人の推薦人になることはないというふうに申し上げてあります。ただ、推薦にはならないけども、その当選した人、選ばれた人をそのあとやっぱりしっかり支えて、大阪維新の会の声もきちんと届けて組織をまとめていくというようなことはしっかりやっていきたいと思います。 朝日新聞:ありがとうございます。質問の趣旨が、政党の力、維新としての政党の力をどう、この選挙を通じてアピールしたいかということだったんですけれども、例えば一般党員の方も国会議員と同じように1票、同じ1票をお持ちというのは、自民党や立憲民主党とはまったく違うシステムだと思うんですけれども、なかなか現時点ではご存じの有権者の方も決して多くないと思います。維新のそういった民主的なやり方を維新としてどう考えているかというのをどう、この選挙を通して伝えてきたいとお考えでしょうか。 吉村:それはこの選挙戦の中で、例えば討論会とか、さまざまな主張する機会ということをやります。で、これは藤田幹事長が実際に手続きをやってくれているので。そういった討論会とかさまざまなことを複数回やりますので、そういったものを、僕もそうですけど、1票持っている方がしっかり見て、誰が代表としてふさわしいかを見極めて投票する。そういうことになると思います。質問の趣旨、僕、ちゃんと答えられてますかね。そういうことをやっていくことが、僕は政党としてやっぱり強くなっていく、団結して次の成長に向かっていくプロセスとして必要だと思ってます。 朝日新聞:ごめんなさい、政党として強くなっているプロセスを有権者に見ていただきたいという。