「逃げ足が早い進次郎」「弁当食べてただけ」自民・選対委員長を即辞任に“政治家スキル”を問う声
「選挙対策委員長の私の責任。まだ結果は出ていませんが、私の力不足で申し訳ない。全て私の責任」 【写真あり】「昭和かよ」選挙期間中に車で“ハコ乗り”する小泉進次郎 10月27日の投開票を受けて、NHKのインタビューに無念の表情を見せた自民党「選挙対策委員長」小泉進次郎氏。党単体としても、自公としても議席が過半数割れとなった衆議院議員選挙を受けて、翌28日に責任をとって辞任した。 石破茂内閣の“広報部長”として、各区で苦戦が伝えられた“負のイメージ”を払拭すべく尽力してきた進次郎氏。それでも結果を出せなかったことに対し、自ら潔く身を引いてみせた格好に。 「石破首相、そしてナンバー2の森山裕幹事長は進次郎氏を慰留する方針でしたが、意思は固かった。人気者が故に、彼だけに責任を押し付けたと見られてしまったことで党のイメージ悪化が懸念されます。 自身の責任問題にも発展しかねないわけで、石破首相としては“辞めさせるわけにはいかない”のが本音だったことでしょう」 全国紙政治部記者が党内のドタバタを明かす一方で、有権者である国民が進次郎氏を見る目はもっとシビアだ。辞任意向のニュースを受けてSNS上では、
早々に石破泥船から降りた
《進次郎は責任取る発言か。 周りがよく見えているというか、嗅覚が鋭いというか、逃げ足が早いというか。もう次を見据えてるのね。 そこは流石だわ》 《進次郎氏としては、責任云々以上にここで早々に石破泥船から降りないと、自分に負けイメージが張り付いてしまうから、早く石破政権と縁を切りたいって意図もあるんだろうな》 《進次郎めっちゃ要領いいと思いますよ。責任取って潔く辞任っていうイメージと同情を得れるし、グダグダな石破執行部からは距離を置けるし。流石機を見るに敏だなって思いました》 選挙で大敗した石破内閣を“泥舟”と見做し、自身も沈む前に“脱出”するための辞任と見る向きも上がっていた。
「政権発足後から、一部の世論調査では支持率28%と“危険水域”からのスタートとなった石破内閣。そもそも党内でも解散総選挙のための内閣であって、“短命”政権であることは想定済みだと見る向きも。 案の定、“やはり石破さんでは戦えない”と、党内では来年7月の参院選を見据えた退陣論も浮上しています。総裁選で石破首相を推した議員からも、これから“手のひら返し”が始まるかもしれません」(前出・記者、以下同)