Snow Man阿部亮平、ドラマ相関図に書かれている文言に驚き「そんなに大きかったんだ」<GO HOME>
小芝風花主演のドラマ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)が放送中。本作で警視庁捜査一課のエリート刑事・手嶋淳之介を演じるSnow Man・阿部亮平に刑事役への期待を聞いた。 【写真】阿部亮平“手嶋”が容疑者を取り押さえる ■刑事役には初挑戦 本作の見どころの一つは、身元不明人相談室で三田桜(小芝)とバディを組むクールな年上捜査官・月本真(大島優子)に想いを寄せるという、手嶋の切ない役どころだろう。 「最初にいただいたプロットに、『ひそかに月本に想いを寄せている』と書かれていたし、台本を読んで、『このシーンが、その感じを出すところなんだろうな』と思うところもあったのですが、公式サイトの相関図を見たら『好意…?』としっかり書かれていて、ビックリしました。『わっ、そんなに大きかったんだ、この要素!』って(笑)。真に対する手嶋の想いは真っすぐなんだけれど、当の彼女には何やら事情があるようで…。でもその事情がクリアになったところで、自分の思いをストレートに伝えられるかとなると、そうでもなさそうなんですよ。そんな手嶋の葛藤みたいなところも、見守っていただけたらと思います」 阿部にとっては、初の刑事役。サスペンス感漂う崖での撮影にテンションが上がったそうだが、刑事役への期待を聞いた。 「捜査一課の手嶋は、相談室のサポートをするポジション。序盤は感情がそんなに出てこないけれど、本心はちょいちょい漏れている。物語が進むに連れて、感情を強く出すタイミングがあると思うんです。そこが手嶋の役の見せどころになるのかなぁ。とにかく、相談室バディの小芝風花さんと大島優子さんの感情のぶつけ合いの演技がすごくて、学びたいと思わせてくださる。手嶋を演じている間に、たくさんのことを吸収していければ…と思っています」 ◆取材・文=坂本ゆかり ※「月刊ザテレビジョン」2024年9月号より抜粋 ■8月3日(土)放送・第4話あらすじ 茨城県の山中でバイクの単独事故が発生。運転していた若い男性は搬送先の病院で死亡が確認された。身元が特定できなかったため、桜たち『警視庁身元不明人相談室』が行方不明者リストと照合した結果、男性は両親から行方不明者届が出されていた大学生の葉山聡(濱田龍臣)であることがわかった。バイクが盗難車だったことから犯罪の匂いも漂うだけに、ご遺族に報告するのは気が引けるが…桜と真は重い足取りで聡の両親の元へ向かう。 聡の父・義彦(桜井聖)と母・晶子(中島ひろ子)は、1年前から聡と連絡が取れなくなっていたが、10日ほど前に聡から突然、『お守り』の入った封筒が送られてきたという。そのお守りを見せられた真は驚き尋ねる、「葉山さん、福島に住んでいたことは?」。真の予想通り、葉山家は13年前まで福島県に住んでいたという。お守りは福島の神社のもので、聡が子どもの頃に誰かからもらったものらしい。桜は、お守りを見て動揺する真のことが気になって…。 「私も福島で買ったの。慎一さんと一緒に」その夜、桜は真から初めて過去を打ち明けられる。真には慎一(福田悠太)という婚約者がいたこと、出版社を辞めて故郷の福島に帰った慎一が東日本大震災の日から行方不明になっていること―。「あの時から、私は止まったまま。彼が生きてるのか死んでるのかもわからない」と前に進めないでいる真に、桜は「もしかしたら、お守りは聡くんが慎一さんにもらったものかも」と言う。だとしたら、聡のことを調べれば慎一の手掛かりがつかめるかもしれない…。真は「やめて! 傷つきたくない」と真実と向き合うことを拒絶するが、桜は居ても立ってもいられずに走り出す。聡はなぜ行方不明になっていたのか。お守りに隠された真相は。慎一の消息は。真の止まっていた時間がついに動き出す。