松山英樹が今季2勝目へ首位ターン「良いプレーできた」 2打差にシェフラー
◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 2日目(16日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70) 【画像】今週の松山選手のパター、カッコイイんだよなあ 1打差の2位から出た松山英樹が7バーディ、1ボギーの「64」で回り、通算11アンダーの首位に立った。この日「63」で5位から浮上したデニー・マッカーシーと並んだ。2月「ジェネシス招待」以来の今季2勝目、PGAツアー通算10勝目を視界にとらえて大会を折り返した。 右ラフからの2打目をピン左2mにつけた開始1番から、松山は順調にバーディを重ねた。「2番で短いパット(1mのバーディパット)を外したが、3番でバーディ、4番では池に入れた後、ボギーでセーブできた。その後も良いプレーができたかなと思います」と納得。銅メダルを獲得した「パリ五輪」から2週後、2021年には三つ巴のプレーオフで敗れたコースでチャンスが来た。 1打差の3位でサム・バーンズが続く。世界ランキング、PGAツアーの年間ポイントレース(フェデックスカップ)ともにトップを走る、金メダリストのスコッティ・シェフラーが9アンダー4位につけた。2日間、同じ組でプレーしたランク2位のザンダー・シャウフェレは5アンダー13位で週末に入る。 年間ポイントレース上位70人による全3戦のシリーズ初戦。大会終了後のポイントランク上位50人が次週の第2戦「BMW選手権」(コロラド州キャッスルパインズGC)に進む。 松山は今大会をランク8位で迎え、最終戦(第3戦)「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)進出をほぼ手中に収めている。