J3長野 新監督に藤本主税氏が就任 J2熊本で4年間ヘッドコーチ 低迷チーム立て直しへ
J3長野の来季新監督に藤本主税氏(47)が就任することが10日までに分かった。近く正式発表される。 元日本代表MFの藤本氏は大宮などで活躍し、現役引退後の15年からJ2熊本で指導者のキャリアをスタート。アカデミーやトップチームのコーチを歴任し、今季まで大木武監督の下でヘッドコーチを4年間務めていた。選手時代を含め計13年在籍した熊本からは来季も延長オファーを受けていたが、退団を決断。監督は初挑戦となる。 長野は今季、J3で20チーム中18位と低迷。シーズン終了後に高木理己監督が退任した。強化部門のトップには前大分GMの西山哲平氏が就任したばかりで、新体制下で立て直しを図る。 ◇藤本 主税(ふじもと・ちから)1977年(昭52)10月31日生まれ、山口県出身の47歳。徳島県育ちで、徳島市立高から96年に福岡入り。広島、名古屋、神戸、大宮、熊本でプレーし、14年に現役引退。J1通算385試合44得点、J2通算52試合3得点。日本代表として国際Aマッチ2試合に出場した。