iPhoneの新機能で“乗り物酔い”が軽減される!? 気になる「車両モーションキュー」の設定方法とは
通勤中や移動中などに、電車や車の中でスマートフォンを見ていると、乗り物酔いをしてしまうという人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめの、うれしい新機能がiPhoneに登場しました。 【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選 iPhoneの“乗り物酔い軽減機能”について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 (今回の質問) ️iPhoneに「乗り物酔い軽減機能」があるって本当? (回答) iOS 18からの新機能で、iPhoneに「車両モーションキュー」という乗り物酔い軽減機能が搭載されました。この機能をオンにすると画面内にインジケーターが表示されるようになり、これにより画面による酔いを感じにくくなるとされています。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆「車両モーションキュー」とは?
「車両モーションキュー」は、特に乗り物酔いをしやすいユーザーに向けて設計された機能です。 一般的に、移動中のスマートフォン操作は視覚と身体感覚の不一致を生じさせ、これが酔いや不快感の原因となることが知られています。 この新しい機能は、iPhoneのディスプレイ上に特別な視覚効果を追加し、端末の揺れや動きと体の動きをシンクロさせることで、酔いの原因となる要素を軽減します。
◆車両モーションキューの設定方法は?
「車両モーションキュー」の設定方法は主に以下の2パターンあります。 ■コントロールセンターを使用する場合 コントロールセンター画面を長押しして、編集モードから「コントロールを追加」をタップ。一覧の中の「視覚アクセシビリティ」から「車両モーションキュー」を選択します。 コントロールセンターにアイコンを追加しておけば、オン / オフを簡単に切り替えられるようになり、便利です。 ■設定アプリからのアクセス 「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」セクションから「車両モーションキュー」を選択し、機能を有効化できます。
◆車両モーションキューの仕組みは?
「車両モーションキュー」は、iPhoneのセンサーやカメラを活用し、端末の動きと視覚的な表示を連動させることで効果を発揮します。 この機能をオンにすると、画面の端にモーションインジケーターが表示されます。 iPhoneが車両内の動きや揺れを検知すると、車の加速や減速、カーブに合わせてインジケーターが動きます。 これによりユーザーは視覚的に車両の動きを感じることができ、体が感じる揺れと画面表示の動きが一致することで、酔いを引き起こしにくくなるとされています。