【阪神】石井大智 105%アップの年俸8200万円 平田二軍監督に感謝「お歳暮贈らないと」
1年間、お疲れナマでした――。阪神・石井大智投手が6日に兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4200万円増の年俸8200万円でサインした。 プロ4年目の今季はチームのセットアッパーとして56試合登板のフル回転。4勝1敗1セーブ30ホールド。防御率1・48と文句なしの成績を残した右腕は「ちょうど105%アップです。すごく満足しています」と会見で笑顔。「球団からも『成績的には申し分ない。ありがとう』と言ってもらえた」と語った。 一般的に「給料が上がりにくい」と言われてきた中継ぎ稼業だが、大幅増俸の裏側には「あのお方」のアシストもあった。 石井は「平田(前ヘッドコーチ、現二軍監督)さんが『中継ぎの4人。石井、桐敷、ゲラ、岩崎は本当に頑張ってくれた。特に石井と桐敷は上げてやってくれ』と査定担当に言ってくださったみたいで。ファン感の時に平田さんに『ありがとうございました』って言ったら『こっちこそ、ありがとうだよ。来年も頑張ってくれ』と言っていただいた」と明かし、平田二軍監督に大感謝。「何かお歳暮を? 贈らないといけないですね」と相好を崩した。 オフはボルダリングやキックボクシングなどの〝異業種トレーニング〟に挑戦中とのこと。「昨年ですかね、巨人の戸郷投手がボルダリングに挑戦してからフォークの落ちが良くなったという記事を読んだので」と意図を説明し、さらなる飛躍を誓った。
東スポWEB