2.0Lターボで333馬力? スポーティに進化したVW「ゴルフR」まもなく発表へ
ゴルフRがパワーアップか
まもなく登場する新型ゴルフRは、2030年までにフォルクスワーゲンがラインナップの完全電動化を目指す中で、ガソリンエンジンを搭載した最後の「R」モデルとなる。 【写真】300馬力超のホットハッチ版「ゴルフ」登場間近【改良新型フォルクスワーゲン・ゴルフRのプロトタイプを写真で見る】 (14枚) 人気ハッチバックのゴルフの高性能モデルであるゴルフRは、今夏に大幅改良を受ける予定だ。1月にはプロトタイプが公開されたが、内外装とパワートレインに変更が加えられ、最高出力は333psに向上すると言われている。 4月に改良型が発表された兄弟車のアウディS3では、2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンで最高出力333ps(改良前から13psアップ)、最大トルク42.8kg-m(2kg-mアップ)を発生する。改良型ゴルフRでも同様の出力向上が期待される。 ゴルフRのプロトタイプ公開に際し、フォルクスワーゲンのR部門責任者であるラインホルト・イワン氏は、「Rブランドは、20 年以上にわたってスポーティでダイナミックなパフォーマンスを象徴してきました。この夏に初披露されるゴルフRが待ち遠しいです」と述べた。 プロトタイプでは現行型との外観上の違いは少なかったが、照明付きのブランドロゴや新世代マトリックスLEDヘッドライト、新しいボディカラー、専用アルミホイールなどが採用されるはずだ。 今回の改良はインテリアの使い勝手の改善に力を入れており、新しい車載システムや物理ボタンの追加、より上質な内装材を採用する。
フェリックス・ペイジ(執筆) 林汰久也(翻訳)