河村勇輝は“系譜”継げるか、160cm台で活躍の選手も! 小兵ながらNBAで成功した選手を振り返る
そしてトーマス。今季は所属先がないもののまだ現役を続けており、ここまで12シーズンで10チームに在籍している。オールスターには2016年、2017年の2度出場しているが、キャリアのハイライトはボストン・セルティックスに在籍した2016-17シーズンだろう。 1試合平均28.9得点、5.9アシストをマークするとチームを東カンファレンストップに導く活躍を見せた。そしてプレーオフの第1ラウンド、ゲーム1では前日に妹チャイナさんが事故で他界するという悲劇があったが、この試合に出場し33得点を記録。チームは東カンファレンス決勝で敗退したが、トーマスはシーズンMVPの投票で5位と記憶に残る活躍を見せた。 河村のNBAでのキャリアは始まったばかりだ。今後はNBAの本契約を勝ち取り、今回挙げた小兵以上のキャリアを築いてもらいたい。(文/田村一人)
田村一人