ホンダ対トヨタ対レクサス対ルノー 4台の中古ハイブリッド車をチェック!
ホンダ ジャズe:HEV(GR3)
外見からは、この華奢で小柄なボディからは想像できないほど、広い室内空間が確保されている。この小さな日本車には他にも優れた点があり、視界の良さやモダンですっきりとしたコックピットだけでなく、特に小回りが利くので街乗りには理想的だ。 生産期間:2020年以降、中古価格:19,000ユーロ(約300万円)~ 、システム出力:109馬力、テスト燃費:リッター18.5キロ
最大1,205リットルを収納できる可変式トランクに荷物を積む際に便利な、非常に低い荷台も気に入っている。98馬力の内燃エンジンに2つの電気モーターが加わり、システム出力は109馬力。これは1.3トンの「ジャズ」が時速100kmまで10秒未満で加速するのに十分な出力だ。しかし、一般的には、この小さなクルマはゆったりとしたクルージングに適しており、そのために100キロ走行あたり約5リットル(リッター20キロ)のハイオク燃料を消費する。
4代目「ジャズ」のハイブリッドモデルはデビューして3年ということもあり、弱点はまだあまり明らかになっていない。ガーミンナビゲーションシステムについては、ソフトウェアアップデートしても、一部のオーナーからの苦情が多くある。また、カメラベースの緊急ブレーキシステムの不具合の可能性によるリコールもあった。
レクサスGS 450h (GRL1/GWL1)
中古車市場を見ていれば、「レクサスGS 450h」がいかに希少なクルマであるかがすぐにわかる。新車では、レクサスはほとんど買い手を惹きつけることができず、ラグジュアリークラスの顧客の大半はドイツのプレミアム製品を選んでいる。そのため、345馬力のV6車が6リッターのプレミアム燃料で市街地を走り、6秒以内に100km/hまで加速し、必要に応じて250km/hまでの速度に達することができることに、ほとんどの顧客は気づかなかった。この実力は、10年以上経った今でも印象的だ。長持ちする駆動技術は今日でも印象的だ。これは消耗部品にも当てはまり、たとえばブレーキディスクやパッドは、絶え間なく再生されるため、特に長持ちする。V6バージョンに加え、GSには4気筒エンジン(300馬力)とシステム出力223馬力のハイブリッドも用意されている。 生産期間:2012年から2020年、中古価格:18,000ユーロ(約285万円)から、システム出力:345馬力、テスト燃費:リッター12.9キロ