アナログ時計で方角を知る方法って? 目から鱗の“警視庁お墨つき”裏ワザとは
警視庁のホームページには、災害時に役立つ技や毎日の生活が便利になる技がたくさん公開されているのをご存じですか? 今回は、その中からキャンプでも役立ちそうな便利技をご紹介します。 【写真】警視庁お墨付きのアウトドアの裏技をチェックする(全6枚)
アナログ時計を使って方角を知る裏ワザ
アウトドアでは、どんなことが起こるか分かりません。「スマホのバッテリーが切れてGPSが使えない!」といったピンチでも、アナログタイプの時計があればだいたいの方角が分かります。太陽がおよそ12時ころに南中(真南に位置する)することを利用した方法なので、季節や場所によって多少誤差が出ますが、覚えていれば道に迷った時にも役立つはずです。 まず、時計を水平に持ち、短針を太陽の方向に合わせます。このとき時計の時刻を動かすのではなく、短針は今の時刻を指したまま、自分の立ち位置を調整して短針と太陽を合わせるように注意してください。 次に、時計の文字盤の12時の方向を確認。すると、短針と12時の方向の中間が南になっています。「短針と12時の間」を見る際は、午前中は文字盤の左側(7~11がある方)を、午後は右側(2~5がある方)を確認するようにしてください。 なお、太陽を直接目視すると目を痛める可能性があります。その場合は自分の影を短針に合わせれば、より安全に方角をチェックすることが可能。この場合、太陽が反対側になるため、短針と12時の方向の中間は南ではなく北になります。
キャンプの明かりとりに使えるペットボトルランタン
「キャンプに来たものの、ランタンを忘れてしまった……」そんなときにぴったりなのが、ペットボトルランタン。ランタンの代わりに懐中電灯を使った経験がある人も多いと思いますが、光が直進する懐中電灯は広い場所を照らすには不向きです。 しかし、水を入れたペットボトルの下から懐中電灯を照らすと、光が乱反射してまるでランタンのように全体に広がります。小さい懐中電灯なら、コップに入れてその上に懐中電灯を置くと倒れにくくなりますよ。懐中電灯もない場合にはスマホのライトでもOK。同じように、懐中電灯やスマホのライトの上からレジ袋など白いビニール袋をかぶせても、明かりが広がって周囲を照らすことができます。