「あのクズ」倉悠貴演じる相澤に動きが…!「現場では“ブラック相澤”と」
TBS系では、奈緒主演の火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜午後10:00)を放送中。今作は、完全オリジナルで描かれる“クズきゅん♡ボクシングラブコメディー”だ。 恋もボクシングも本気で向き合う主人公・佐藤ほこ美(奈緒)は、真面目で真っすぐな性格の29歳。結婚式当日に彼氏に逃げられ、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太/Kis-My-Ft2)に出会う。それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と、自分を変えるためにボクシングを始めるストーリーだ。 今回は、海里にとても懐いているが、実は海里に言えない秘密を抱えている相澤悟役の倉悠貴さんにインタビュー。相澤に動きのある第9話(12月3日放送)を前に、GP帯のドラマにレギュラー出演することが初めてとなる倉に、相澤を演じての感想や、共演者の印象などを聞いた。
ストーリーのノイズにならないような役作り
――相澤を演じられていかがでしたか? 「秘密を抱えている役なので表裏の顔があるんです。相澤という役を演じながら、さらにもう一人を演じている感じがあって、普段の芝居とは違った面白さがあります。それに、裏の顔を出すあんばいが難しいですね。あまりやり過ぎてしまうと視聴者の方に悟られてしまう。ストーリーのノイズにならない程度に演じ分けることについては、監督たちとも話し合いました」 ――話し合ってどんなシーンが生まれましたか? 「目線一つの動きでさまざまな意味が考えられる役ですし、セリフも怪しく聞こえる言い方と、そうではない言い方があるので、毎話、毎シーン、監督と話し合って調整していました。中にはあえて目や顔を見せないようにしたシーンもありました」 ――どんな反響が届いていますか? 「リアルタイムで『#あのクズを殴ってやりたいんだ』とSNSで検索してみたんです。そうしたら、『相澤が本当のクズだ』みたいなことが書かれていて…。秘密が明かされる前なので仕方ないですが、一番いい人だと思って演じているので傷つきましたね(笑)」