胴上げされる日本郵政グループの太田琴菜

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝（クイーンズ駅伝：11月24日／宮城・松島町文化観光交流館前～弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km） クイーンズ駅伝の総合順位、区間賞をチェック！ クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で優勝した。17、18、20年に続き、4年ぶり4回目となる。 前回優勝の積水化学は2位。序盤から終始先頭争いを見せたが、27秒差で涙をのんだ。3位にはしまむらが続いた。2区でルーキーの山田桃愛が区間新（区間4位）、5区で鈴木杏奈が区間2位、アンカーの髙橋優菜も区間3位など、安定したタスキリレー。過去最高の7位を大きく上回り、前回18位からジャンプアップした。 4位はパナソニック。今季限りで引退を表明している森田香織が区間7位で有終のフィニッシュを飾った。細田あいらを軸したエディオンが5位でシード復帰。前回8位の岩谷産業が連続シードとなる6位に入った。 第一生命グループが7位、資生堂が8位。ここまでシード権を獲得した。予選会（プリンセス駅伝）をトップ通過したユニクロは8位から9秒差の9位で涙をのんだ。前回シードを取っていた天満屋が10位、ダイハツが11位でシード権を逃している。 三井住友海上は13位、大塚製薬は16位。初出場の東京メトロは20位、ベアーズが23位でフィニッシュして新たな歴史を刻んでいる。