洋楽ファン注目のフェス「rockin'on sonic」 山崎洋一郎が語る見どころ、そして音楽業界に感じる“波”
1月5日の出演アーティスト
特集最終日の放送では、「rockin'on sonic」2日目出演のアーティストについて掘り下げていった。ヘッドライナーのWEEZERについて、山崎さんは「フェスを企画したときに、真っ先に名前が浮かんだアーティスト」とコメントした。 藤田:まあRivers Cuomo(Vo)でいうと、(彼にとって)日本という国もちょっと特別な国ですからね。 山崎:奥さまが日本人でね、しょっちゅう日本にも来られていて。 藤田:もう途中のMCもほぼ日本語なんじゃないかな? と思っちゃうぐらいの(笑)。 山崎:MC期待しちゃいますよね。 藤田:ということで、もうみんな大好き。これは若い方で聴いている方は「あなたが好きな日本のバンドたちもかなり影響を受けているよ」と言っても過言ではない。 山崎:WEEZERがいなければELLEGARDENも、ASIAN KUNG-FU GENERATIONもいなかった、と言ってもいいぐらいのバンドです。WEEZERはデビューアルバム『The Blue Album』の30周年記念で、アルバム再現ツアーを海外ではやっているんです。どうも本人たちのウェブサイトを見ると、そのツアーの流れにこの「rockin'on sonic」が入っているので、やってくれそうです。 続いてMANIC STREET PREACHERSに注目。15枚目のアルバムも完成間近という報道もあり、山崎さんは「新作の曲が聴けるのでは」と期待を寄せる。 山崎:そしてなにより、MANIC STREET PREACHERSってすごく有名だしキャリアが長いのですが「観たことない」という人がまだけっこういます。ライブバンドとしてとにかくすごいバンドなので、観ていない人はぜひこの機会で観てもらいたいです。 藤田:そして第1弾発表のなかにはTHE LEMON TWIGSも入っていました。これは世代的にはちょっと若めな感じはします。 山崎:ものすごく若いけど、かなりオールドスクールというか「Paul McCartneyかな?」みたいな音楽性でなんかほっこりしますよね。聴いていると僕、孫といるみたいです(笑)。 DEATH CAB FOR CUTIEの出演について、山崎さんは予想をしていたもののかなり大きな反響があったことを明かした、 藤田:2019年の「FUJI ROCK FESTIVAL」以来の来日になります。 山崎:彼らもアルバムの制作期間に入ると言っていたので、新曲とか彼らの場合はライブでやったりする可能性もすごくあるので、その辺も楽しみですね。