キュートでチャーミングな小型車4台の中古車チェック!「フィアット500」、「シトロエン C1」、「VW Up!」、「ルノー トゥインゴ」
後輪駆動のおかげで前輪を大きく回すことができ、9メートル未満の旋回半径は他の追随を許さない。しかし、ヒュンダイi10やVW Up!といった競合車と比較すると、トゥインゴは快適性に劣り、シートは小さく、着座位置も悪い。さらに、断熱性はそれほど良くなく、高速道路での直進安定性は不安定だ。
弱点: トゥインゴTCe 90は、AUTO BILDの耐久テストを好成績で終えた。90馬力のターボチャージャー付きガソリンエンジンは、リッターあたり約16.6kmの適度な燃料消費でドライビングの楽しさを保証する。とはいえ、ターボチャージャーは壊れやすいので、自然吸気エンジンをお勧めする。
さらに、約70馬力の出力で900kg強の重さのトゥインゴを動かすのには十分ではない。アクスルサスペンションは特に壊れやすいようだ。排気システムも同様で、すぐに垂れ下がってしまう。
生産期間:2014年~ ● 出力:65~109馬力 ● 推奨エンジン:SCe 70&71馬力 ● 中古価格:4,900ユーロ(約78万円)~
結論
4メーカーのどれにせよ、ATの動作は遅すぎたり、効率が悪すぎたり、粗すぎたりするのでマニュアルトランスミッションを積極的に選びたい。ATこそシティラナバウトにはピッタリなのだが。特に「VW Up!」のセミATはやめた方がいい。リアエンジンレイアウトがユニークな「ルノー トゥインゴ」がお勧めだ。
autobild.de
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