大阪湾に、またクジラ漂着 大きさは「淀ちゃん」級 神戸市が処理方法を検討
神戸市は、垂水沖でクジラの死骸が確認されたと発表した。神戸港内の防波堤付近にロープで係留していたが、1日陸揚げした。市は関係機関と協議の上で、処理方法を決める。 【写真】クレーンでバージ船に引き揚げられるマッコウクジラ「淀ちゃん」の死骸 市によると、10月30日午前、神戸海上保安部に「クジラの死骸が漂着している」と通報があり、発覚した。クジラは体長約14メートル、種類や体重などは不明。 昨年1月に大阪湾の淀川河口付近にマッコウクジラ(体長約15メートル)が迷い込み、「淀ちゃん」という愛称で親しまれた。その後、死んだクジラの処理費をめぐっては、大阪市の見積もりの2倍以上の約8千万円に膨れ上がり、問題視された。