「チームやバッテリーの“要”」ヤクルト・中村悠平が1.5億で新たに3年契約 他球団の捕手陣のFA行使には「非常に悩んだ」
ヤクルトの中村悠平選手は13日に契約更改交渉を行い、推定年俸1.5億円で新たに3年契約を結んだことを明かしました。 【画像】2024年度セ・リーグのゴールデン・グラブ賞 すでに保有していたFA権の行使もなくヤクルトとの大型契約を結んだ中村選手。FA権の行使などについても「非常に迷いました。他の球団のキャッチャーがFAしている中で自分もFAをするとなると、本当のキャッチャーとしての自分の立ち位置というか、そういうのも分かるんじゃないかなと思って。すごく迷ったんですけども、球団が『絶対手をあげるな』と。すごく必要とされてるっていうのは感じたので、しっかり話して非常に納得しています」と明かしました。 プロ16年目の今季はキャッチャーとしてプロ野球新記録となる連続守備機会無失策「1897」を達成。96試合に出場し、打率.237をマークするなど躍動しました。しかしケガでの離脱もあり「納得はしていません」と今季を振り返った中村選手。「年齢とともにケガするっていうのは一番印象もよくないし、見栄えもよくないし、自分としてももどかしい。ケガをしないっていうのは必要最低限。その上でキャリアハイを積み重ねていきたい」と語りました。 さらに来季に向けて「2年連続で悔しい思いをして、しっかりと自分もチームの課題と向き合って、投手陣を引っ張ってしっかりやっていきたい」とコメント。来季の目標を「要」と掲げ、「チームの要として、バッテリーの要として、自分がそういう立場で投手陣を引っ張る、チームを引っ張るというところで。それをしっかり忘れずに気を引き締めてやっていきたい」と語りました。