【動画】8日の天気 - 5月なのに冬のような気圧配置 北海道北部は朝にかけて積雪に注意(7日19時更新)
8日(水)にかけて、日本付近は5月なのに西高東低の冬のような気圧配置になりそうです。北海道では北部を中心に、朝にかけて平野部でも雪が積もるおそれがあります。日本海側は朝から冷たい雨が降ったりやんだりで、太平洋側でも午後はあちこちで雨や雷雨になる可能性があります。
8日(水)は西高東低の気圧配置に
日本付近は8日(水)朝にかけて、5月にもかかわらず西高東低のまるで冬のような気圧配置になりそうです。上空には、この時季としては強い寒気が流れ込みます。そのため北海道では北部を中心に8日(水)朝にかけて雪が降り、平地でも雪が積もる可能性があります。車の運転などは注意が必要です。 本州付近では雪は降らない見込みですが、日本海側と太平洋側で天気が分かれる、冬のような天気分布になりそうです。
日本海側は一日冷たい雨 太平洋側も天気急変おそれ
日本海側は一日を通して降水確率が高く、朝から冷たい雨が降ったりやんだりでしょう。 太平洋側では午前を中心に晴れ間がありますが、午後は上空の寒気の影響であちこちで雨が降る見通しです。関東など、一部では激しい雷雨となるおそれがありますので、朝に雨が降っていなくても雨具をお持ちになった方がいいでしょう。
関東など太平洋側は夕方以降に気温急降下
朝の最低気温は前日より低い所が多いでしょう。日本海側では冷たい雨に加えて、北風がやや強めに吹いてさらに体感は低くなりそうです。 日本海側を中心に、昼間にかけてもあまり気温が上がりません。最高気温は7日(火)より大幅に低い所が多く、福岡17℃、金沢14℃などそれぞれ3月下旬並みの予想です。昼間も上着やコートがあるといいでしょう。 太平洋側では、晴れ間のあるうちのは日差しが暖かい見込みです。東京都心は24℃まで上がるでしょう。
ただ、太平洋側でも油断は禁物です。東京を例に見ると、夕方以降は気温がガクッと下がる見通しです。夜は朝より冷えてくるでしょう。 太平洋側では朝に寒さを感じなくても、お帰りが遅い場合はコートや上着をお持ちになった方がよさそうです。 (気象予報士・鈴木悠)