高めの位置取りで先制起点のCB町田浩樹、守備には反省も「しっかり潰し切るところは修正点」
[11.15 W杯最終予選 日本 4-0 インドネシア ジャカルタ] 所属クラブでも見せているような攻め上がりで貴重な先制点をもたらした。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 日本代表DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)は前半35分、敵陣の左ハーフスペースで前を向くと、得意のクサビのパスをMF守田英正の足元にピタリ。そこからMF鎌田大地にボールが渡り、クロスにFW小川航基が詰める形でオウンゴールによる先制点が生まれた。 「左のローテーションで(ウイングバックの三笘)薫が内に入る時間帯があって、僕が高い位置を取っていた。相手のシャドーが守備をしなかったのでだいぶフリーでボールを受けられたし、フリーだったのでルックアップした時、相手が下がったところでパスを出せたので良かった」(町田) そう手応えを口にした一方、守備では序盤の時間帯に低弾道のロングボール対応で苦しみ、CB陣が裏を取られるというピンチが続発。GK鈴木彩艶のスーパーセーブに救われた前半10分のシーンを筆頭に、難しいピッチコンディションの中とはいえ、スキを作ってしまったのは大きな課題だった。 ロングボールを上げられるに至った中盤の対応にも軽さは見られたが、まずはCB陣でも解決したいところ。町田は「1トップ2シャドーに対して僕だったり、ハシ(橋岡大樹)が2シャドーに掴みに行っていたので後ろ(のDF板倉滉)が1対1になるリスクはある。しっかり潰し切るところ、チャンスを作らせないところは修正点だと思う」と改善を誓った。