【NFL】QBヤングは困難なルーキーシーズンを糧に「より強いリーダー」になったとパンサーズWRシーレン
そうした取り組みを後押しすべく、パンサーズは今オフシーズンにディオンテ・ジョンソンをトレードで獲得し、ドラフトの全体32位でゼイビア・レゲットを指名するなどしてWR陣を強化している。シーレンはジョンソンとレゲットがどれほどパンサーズ攻撃陣を向上させるかを楽しみにしているだけではなく、すでにジョナサン・ミンゴやテラス・マーシャルJr.といった若手選手たちの成長をオフシーズンプログラムで目の当たりにしてきた。
パンサーズの補強について質問されたシーレンは「ああ、彼らが仕事に取り組むのを見られて、本当にエキサイティングなオフシーズンだった」と答えている。
「若手の何人かはものすごく良くなっている。ミンゴもマーシャルもね。去年とかこれまでは実力を発揮できていなかった、才能のある選手が何人もいる。だから、彼らが選手として成長していくのを見るのは本当に最高だ。それから、ディオンテはとにかく特別なフットボール選手だ。彼の動き方、方向転換の仕方、フットボールを追う能力は、あのグループとチームをすぐに強化したと言える。だから、本当に楽しみだ。他の選手とは違うスキルセットを持った、才能のあるルーキーが入ってくるのも最高だ。彼は大きくて、強くて、フィジカルで、速くて、いろんなことができる選手だ。いろんなことができる選手を何人か確保できたら、オフェンスが成功する上で、ものすごく簡単で本質的な方法が生まれる」
2023年にタンパベイ・バッカニアーズの攻撃コーディネーター(OC)としてQBベイカー・メイフィールドのキャリアの立て直しに貢献したカナルスHCだが、ヤングに関してはより大きなプロジェクトに挑むことになる。また、初めてヘッドコーチに就任したカナルスHCが引き継いだのは、2018年シーズン以降に勝ち越しもプレーオフ進出も成し遂げていないチームだ。
かつてのチームメイトであるQBカーク・カズンズがアトランタ・ファルコンズに移籍して同じ地区に加わったことで、2024年シーズンはシーレンにとってより魅力的なものになるだろう。かつてミネソタ・バイキングスに所属していたシーレンは、そのうち5年間でカズンズのパスを受けていた。