仕入れと売り値の関係からお金の使い方を学ぶ 1月の大市出店向け小学校で特別授業 三重・亀山市
児童にお金の価値と使い方などを学んでもらおうという特別授業が、6日、三重県亀山市立亀山東小学校で開かれました。 6年生の児童がキャリア教育の一環で、来年1月に開催される亀山大市に出店することから、お金や接客について学ぼうと、百五銀行亀山支店の協力を得て開いたもので、今年4月に入行した新人行員3人が講師を務めました。 授業では今年7月3日に発行された新しいお札について、透かしや識別マークなどの特徴を説明しました。 また、出店する際に気を付ける点として、仕入れる際はいくらで売るのか、どれくらい売れるのか、を予想して仕入れするかが大切と説明しました。 児童たちは、百五銀行の新人研修で実際に使われている模擬紙幣を使って、お札を数える練習を行い、来年の出店に向けて励んでいました。 児童は「仕入れもちゃんと考えなければいけないし、お札の数え方も習得できなかったので、家に帰っても頑張りたい」「お金の使い方や扱い方の知識を教えてもらったので、亀山大市ではがんばりたい。やっぱり亀山大市で赤字にならないこと」などと感想を述べていました。 また、講師を務めた百五銀行の新人行員は「亀山大市のお店で利益を上げていただいて、みんながお金を稼ぐ大変さと喜びなど、お金についての経験をしていただけたらいいと思います」と話していました。