【中日】来季キャンプは臨時コーチなし「ヒントはもらいたい」視察評論家を臨時コーチ扱いに
中日井上一樹新監督(53)が、来年の沖縄春季キャンプで、視察に訪れる評論家を即席で臨時コーチ? にするプランを明かした。 【写真】「ちょっとお前ひとネタくれよ」と臨時コーチ扱いをしたい評論家 今季は今中臨時コーチが、21年キャンプには立浪前監督が就任前に指導に訪れた。指揮官は山本昌氏、山崎武司氏らOBの臨時コーチプランも頭をよぎったというが「名前のある大御所が来た時に(コーチに)遠慮が入ってしまってどうなのかな」と考えを改め、新首脳陣中心で初キャンプを乗り切る方針だ。 星野元監督にも可愛がられたコミュニケーション力を持つ新指揮官は、秘策も用意していた。「(キャンプには)評論家をしている中日OBだけじゃなくて、他球団OBもいっぱい来てくれる。例えば阪神の赤星が来たら『ちょっとお前ひとネタくれよ』っていうようなことはできるのかな。臨時(コーチ)にしなくても、ヒントはいろんなところでもらいたい」とニヤリ。連日、顔を見せる評論家たちを捕まえ、そのエキスを吸収、選手のレベルアップにつなげるつもりだ。3年連続最下位からの脱出が新指揮官の大きな課題。評論家の持つノウハウも、自慢のコミュ力で引き出していく。【伊東大介】