【大分】「危険運転致死罪」の適用 一歩前進へ
大分朝日放送
「危険運転致死傷罪」が適用されるかどうか、国の方針が一歩前進しました。 法務省は2024年2月以降、「危険運転致死傷罪」の適用条件について、見直しを議論する有識者らによる検討会を開いていて、27日、報告書がまとめられました。 それによりますと、高速度運転については「交通の状況等にかかわらず危険性が認められると言える数値基準を規定し、それを満たす速度で自動車を走行させる行為を一律に対象とすることが考えられる」としています。 具体的な数値基準については、最高速度の2倍や1.5倍とすることが考えられるといった意見が出されました。 今回の報告書は法務省に提出され見直しについての検討が進められることになります。