センバツ交流試合 東海大相模VS大阪桐蔭 「わくわく止まらない」 8月17日第1試合 /神奈川
新型コロナウイルスの影響で中止になった今春の第92回選抜高校野球大会の出場32校が参加する「2020年甲子園高校野球交流試合」(日本高校野球連盟主催)の抽選会が8日、オンラインで行われた。県勢の東海大相模は8月17日の第1試合(午前10時開始)で、大阪桐蔭との対戦が決まった。大会屈指の好カードで、山村崇嘉主将(3年)は抽選会後、「どのチームがきてもそうだったと思うが、わくわくが止まらない」と意気込んだ。【宮島麻実】 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 午後5時に始まった抽選会。東海大相模からは山村主将がオンラインで参加した。くじを引く順番は32校目で、山村主将は最後に残った札を選び対戦相手が大阪桐蔭に決定すると、ほおを緩ませた。大阪桐蔭の印象は「毎年強くて、総合力のある素晴らしいチーム」。大会に向け、「感謝の気持ちを持って、全力プレーをしていきたい」と語った。 門馬敬治監督も抽選会後に取材に応じた。大阪桐蔭を「高校野球をリードする、一番の学校だと思う」としたうえで、「全力でぶつかっていける最高の相手だと思う」と語った。山村主将は「良いピッチャーがそろっている。打ち崩したい」と話した。 東海大相模は新型コロナの影響を受け、3月21日から活動を休止した。休止期間中、部員たちは自主トレーニングに励み、全体練習が再開されたのは6月14日から。それ以降も練習時間は1日2時間に制限されている。 チームの仕上がりについて、山村主将は「ピッチャーも球が速くなっていると感じるし、自主練で個々の力が上がった」と手応えを感じているという。これまで行っていなかった対外試合も、11日以降に予定されている。 大阪桐蔭は甲子園で夏5回、春3回の優勝を誇る強豪校。2018年には、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。OBに中田翔選手(日本ハム)や藤浪晋太郎投手(阪神)、森友哉選手(西武)ら多数のプロがいる。