ACLでおなじみのモロッコFWラヒミ、得点王近づくパリ五輪での煽りパフォが物議…スペインFWは反撃投稿
パリオリンピック男子サッカー準決勝のモロッコ対スペインで、モロッコFWソフィアン・ラヒミが相手GKを煽るペンギンダンスをしたことが物議を醸している。試合後、勝利したスペインの選手からはペンギンの絵文字を使いながら、決勝進出を喜ぶ反撃のSNS投稿が続いた。 【動画】物議の煽りパフォーマンス 問題が起きたのは前半36分、モロッコがPKを獲得した場面。スペインのGKアルナウ・テナスとモロッコのDFアクラフ・ハキミが対立する中、ラヒミがボールをセットする。そのままPKを成功すると、ラヒミはアルナウに向かってペンギンダンスをお見舞い。カタールW杯でモロッコがスペインに勝利した際、PK戦最終キッカーとなったハキミも形こそ違うがペンギンダンスを披露していた。 スペインメディアやスペインのファンが怒りを示す中、スペインは最終的に2-1で逆転勝利を飾って決勝に駒を進めた。すると試合後、『マルカ』によればFWディエゴ・ロペスがペンギンの絵文字を使って「我々は決勝に進んだ」とSNSで投稿したり、FWサム・オモロディオンはペンギンの絵文字と爆笑の絵文字を合わせてポストしたりし、煽り返したという。一部の投稿はすでに削除されたとみられるが、スペインメディアは「ペンギンの絵文字で復讐」と伝えている。 煽りパフォーマンスが物議を醸したラヒミだが、今大会6ゴールで得点ランキングトップに立っており得点王の最有力となっている。ラヒミは所属するアルアインで、横浜F・マリノスを相手にしたAFCチャンピオンズリーグ決勝で2ゴール。日本のサッカーファンに強烈なインパクトを残したストライカーがパリ五輪でも注目を集めている。