内山靖崇 ウィンブルドン予選2回戦で敗退、元世界7位ゴファンにストレート負け<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は26日、男子シングルスの予選2回戦が行われ、世界ランク203位の内山靖崇は予選第9シードで同82位のD・ゴファン(ベルギー)に6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れ、2021年以来3年ぶり3度目の予選決勝進出とはならなかった。 【内山 靖崇vsゴファン 1ポイント速報・結果】 3試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。 31歳の内山が同大会の予選に出場するのは2年連続7度目。2019年は予選を突破し本戦入り、2021年は予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りを果たしている。 今大会では予選1回戦でプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して出場したT・ファン・ライトーフェン(オランダ)を6-7 (6-8), 7-6 (7-3), 6-1の逆転で下し初戦を突破した。 そして予選2回戦、元世界ランク7位のゴファンと対戦した。第1セット、第5ゲームで2度、第11ゲームで1度ブレークポイントを握られた内山だが全て凌ぎサービスゲームをキープ。対するゴファンもサービスキープを続けタイブレークにもつれ込む。2-6とリードされた内山は2度のセットポイントを凌ぐも3度目をものにされ先行を許す。 続く第2セット、第2ゲームで両者通じて初のブレークを許した内山。第5ゲームではブレークバックのチャンスを2度掴むも活かせず。それでもゴファンのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークを返す。しかし、直後の第10ゲームをキープできず2度目のブレークを奪われ、1時間21分で力尽きた。 勝利したゴファンは予選決勝で世界ランク150位のM・ベルッチ(イタリア)と対戦する。ベルッチは予選2回戦で同193位のB・ミラリェス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。 なお、同予選には内山の他に世界ランク143位の望月慎太郎と同246位の島袋将の日本勢2名が出場。望月は予選1回戦で敗戦。島袋は予選2回戦進出を果たしており、同119位のJ・デ ヨング(オランダ)と顔を合わせる。
tennis365.net