王様のブランチリポーター、女優の大島璃乃さんは元陸上部!駅伝県大会出場!「山道を走り抜いた達成感は忘れない!」
女優とスポーツ系のお仕事が目標!
――現在はグラビアやリポーターとしても活躍されています。 大島 『王様のブランチ』は本当に小さい頃から見ていて、特にLiLiCoさんの映画紹介コーナーはずっと楽しみにしていました。そのLiLiCoさんが目の前にいて、その声が聞けるなんて……。 ――SNSで上げていらっしゃるように、トレーニングを始められたきっかけは? 大島 ミスマガジン2021審査員特別賞に選ばれてからです。グラビアのお仕事をいただいてから筋トレを始めました。 ――とてもグラビアでとどまるトレーニングではないように見えますが……。 大島 ミスマガジンの期間中よりも、終わってから「腹筋、割りたい!」という気持ちが溢れてしまいました(笑)。ジムには通わず、動画サイトなどを参考に自分で考えて、自宅で今日はプランク、今日はヒップアップ、次は腹直筋、腹斜筋…と、毎日鍛える箇所を替えてトレーニングしています。HIIT(高強度インターバルトレーニング)もやっています。 今後はスポーツ系のお仕事にも挑戦したくて、TBSさんの『SASUKE』に出るのが目標です! 人よりも体力があると思うので、マラソンも走ってみたいです。 ――ちなみにオリンピックや世界陸上など、陸上の大会を見ることはありますか。 大島 見ます!駅伝も好きです。マラソンや、自分がやっていた中距離を見るのが好きで、田中希実選手(New Balance)は、年齢も近くて同じくらいの身長なのに、海外選手と走っているのは本当にすごいなって驚きます。 ――今までやってきお仕事でうれしかったことや印象に残っていることは何ですか。 大島 『王様のブランチ』で俳優の佐藤二朗さんにインタビューした時のことです。すごく尊敬している方に直接お話をうかがえたこともうれしかったのですが、後日、佐藤さんがご自身のコラムで私について「下調べをしてくれて、本もたくさん読んでくれていた」と書いてくださったんです。 もちろん、毎回失礼のないようにと思ってすべての方のインタビューに取り組んでいるのですが、そういったところを見ていて認めてくださったこと、それを言葉として発信してくださったこと。それが本当にうれしかったんです。 ――今後の目標は? 大島 やっぱり女優としてやっていきたいので、もっと映画やドラマに出られるようになりたいです。そのために、今は事務所のレッスンに通ったり、自宅で表情を作る練習をしたり。 先日はエランドール賞(※優れた映画やテレビ作品の関係者の表彰。1956年に創設)の中の「アクターズセミナー賞」(アクターズセミナーで優秀な成績を収めた俳優)にも選んでいただきました。恩返しができるように、今後は映画やドラマにたくさん出演していきたいです。 ――最後に陸上や部活動を頑張っている方々へのエールをお願いします! 大島 私が言うのも恐縮ですが…。やっぱり、一生の中ですごく頑張る期間って本当に財産だと思っています。その経験があったからこそ、後々に頑張れることがたくさんあります。 苦しくても山道を走り抜いた達成感は今も身体が覚えていて、ずっと残っています。だからこそ仕事でも頑張れます。目の前のことに全力で、自分のやりたいことに向き合ってください!! ================================ おおしま・りの/2000年11月25日生まれ。23歳。群馬県桐生市出身。中学時代に800m、1500mに取り組み、3年時には中学駅伝県大会に出場した。高校在学中に芸能活動を開始。18年に『祭のあと、記憶のさき』で映画初出演。『音が回る』『229回のホント』でドラマ初出演を果たす。2021年3月には東京2020オリンピックの聖火ランナーを務めた。「ミスマガジン2021」審査員特別賞受賞。22年4月から王様のブランチリポーター。エランドール賞内にて表彰された「アクターズセミナー優秀賞」を受賞するなど、今後は女優としての活躍に注目が集まる
向永拓史/月陸編集部