韓国、弔意に包まれる年末年始 旅客機事故、各地に焼香所
【ソウル共同】韓国南西部全羅南道の務安国際空港で179人が死亡した旅客機事故を受け、韓国全土は31日、弔意に包まれた年末を迎えた。政府は1月4日までを「国家哀悼期間」に指定。年末年始に予定されていた多くのイベントが自粛に。各地に焼香所が設けられ、犠牲者を悼んだ。 ソウル市は大みそかの恒例行事、除夜の鐘突きで前後の公演を取りやめるほか、新年に向けたカウントダウンも演出を簡素化することを決定した。 影響はスポーツ界にも広がり、サッカーのイングランド・プレミアリーグで活躍する黄喜燦選手は12月30日の試合でゴールを決めた後、ピッチ上でこうべを垂れ、犠牲者に哀悼の意を表した。