【ホープフルS・厩舎直送】騎乗者絶賛の操作性!芙蓉S勝ちのジェットマグナムはコース経験も魅力
[GⅠホープフルステークス=2024年12月28日(土曜)2歳、中山競馬場・芝内2000メートル] コンビを組む丹内祐次と、人馬初のGⅠタイトル獲得に燃えるのが芙蓉Sを勝って参戦するジェットマグナム(牡・安達)。全休日の23日は厩舎でリラックスムードだった。 「(前走後は)那須のアスコットファームでケアしてくれて、帰ってきてからも変わらずいい状態。ここまでじっくりと調整できました」 トレセンの門を叩いてはや48年。半世紀近くもの間、馬づくりに携わってきた柴田助手が顔をほころばせる。本馬のアピールポイントとは? エキスパートである同助手の言葉を借りるならば、「乗りやすい馬」になるのだろうか。 「調教でも素直な馬ですよ。乗ってくれた戸崎、丹内も『乗りやすい。操縦性がある』と言っていました。多頭数も気にならないですし、(中山二千の)経験があるのはいいですね」と期待を口にしていた。 2戦目のコスモス賞は大敗したが、これは心房細動によるもので度外視できる。父ヘンリーバローズの産駒はGⅠどころかJRAで2勝したのも本馬が初めて。現役時2戦1勝で引退した父の名を高める走りが期待される。
東スポ競馬編集部