「推し飯総選挙」候補、東名阪「大山田PA」こだわりの料理はどうだ!?
「推し飯」エントリー、店舗こだわりの一品
すっかり暗くなった時間帯に東名阪自動車道の「大山田PA」(下り)にバイクで立ち寄ったところ、以前(2021年2月)ここで食事をした時は「はまぐりラーメン」の和風味が一杯880円でしたが、今回見たら1120円と、240円も値上がりしていました。そんな現状に思わずため息が出ます。 【画像】東名阪「大山田PA」(下り)の「推し飯」を画像で見る(11枚)
原材料費の値上げ、円安などさまざまな要因によるものと言われていますが、一般的に給与も上がらないのだから多くの日本人の生活は厳しくなるばかり。このままではPA飯も割高感が強くなり、気軽に食事できる環境ではなくなってしまうのではないかと恐ろしくなります。 さておき、今回注文したのは「味噌海老天丼ミニうどんセット」(1150円)です。2024年11月15日から12月15日まで開催中の「推し飯総選挙」で、「大山田PA」(下り)のエントリーメニューのようです。このフェアはNEXCO中日本が管轄する三重県のPAとSAで行なわれていて、各店舗でエントリーしているメニューを食べて、「この飯推せる!!」と思えば、食後に赤いステッカーをボードに貼り、それを元にグランプリが決定するそうです。 出来上がりを見てまず思ったのは「まさに名古屋飯!」です。実際には桑名市なので違うかもしれませんが、甘辛い味噌ダレがかけられた海老天をキャベツなどと一緒にご飯とかきこんでいると、まさに中部地方の味だと感じました(間違えていたらすみません!)。味噌カツならぬ、その名の通り味噌海老天というわけです。 口に入れた時は半信半疑でしたが、かなり美味い! 何より海老がフワフワと柔らかく、絶妙な食感が良いです。さらに茄子、オクラ、キャベツといった野菜類もあり、口の中がしつこくなりません。さらにサッパリさせるためにミニうどんをすすると、こちらも西の味、透き通った淡いつゆです。
全体的にかなりバランスが良い組み合わせです。審査員になったつもりで割とシビアに味わっていましたが、これは満足です。もちろん赤いシールを貼りました。店の従業員も大変喜んでいた様子で、気持ちの良い食事となりました。 はまぐりのラーメンも魅力的ですが、他にも美味しそうなメニューがたくさんあります。次に訪れる時がいつになるか分かりませんが、国として物価の問題はぜひクリアしていただき、気軽にPA飯を楽しめるようになって欲しいと思いつつバイクに戻りました。
バイクのニュース編集部