「半年で7kg減!」基本3つの栄養をそろえるだけ、気づいたらやせていた《コンビニダイエット》
ラクにやせられるとうたうダイエット法は数あれど、現実はそう甘くない。「とにかくダイエットに無理は禁物。続かないどころかリバウンドで前より太ったり、体調を崩したり。失敗するたびに自己肯定感も下がります。私自身がそうでした」 【写真】7キロ減も夢じゃない!コンビニダイエットのシンプルルール と話すのは、ご紹介する「コンビニ3品ダイエット」考案者の齋藤好美さんだ。
リバウンド人生を変えたコンビニ食
齋藤さんのダイエットはまさに黒歴史。高校生のころまで遡(さかのぼ)る。 「食べるのが大好きで太っていたのですが、不名誉なあだ名に一念発起。でも、知識がなくて“食べる量を半分にすれば?”という母の言葉をうのみにしたのです。夏休み期間で8kgやせましたが、生理は止まり、電車に乗れないほど体力が落ちました」(齋藤さん、以下同) その後も30年間、15kgのダイエットとリバウンドを繰り返した齋藤さん。そして、急性胃腸炎で入院した際、血液検査で栄養失調と診断された。 「太っていても栄養が足りないことがあると初めて知りました。医師には“食べ方が下手ですね。栄養が不足すると太ります”と言われ、だからか……と腑(ふ)に落ちたんです」 その後、栄養を独学で学び、「糖質」「タンパク質」「食物繊維」を毎食とるというオリジナルのダイエットを考案。実践したところ半年で7kg減、体脂肪も8%落ち、リバウンドもない理想的なやせ方ができた。 「当時は自炊でしたが、このルールを守ればコンビニ食品やお惣菜、外食でも効果は同じ。手作りは大変ですが、コンビニで選ぶだけなら誰でもできます。忙しい主婦や料理をしない人でも、無理なくダイエットが可能に」
コンビニ食品だけでひと月1kg減が可能
食品の選び方は毎食、糖質、タンパク質、食物繊維の3つをそろえるだけ。ただし、食べる順番もポイント。 「ひと口目は食物繊維、タンパク質、糖質の順番で食べること。血糖値の乱高下を抑えて太りにくくするとともに、満腹感も増します」 今のコンビニはチルドのお惣菜や冷凍食品などが豊富で食品バリエーションが多く、飽きずに続けられるのも利点。 「新製品が続々出るので楽しみもある。1か月で変化を感じ、3か月続ければ2~3kg減は十分可能です。ただし、食事の回数を無理に減らすのはNG。1日3食を心がけてください」 朝・昼・夜各3品の理想的なチョイスを具体的に教えてもらった。実際に大手コンビニで販売されている食品ばかりで面倒なカロリー計算も必要ないので、ぜひ実践してみてほしい。 セブン-イレブンでそろえる「朝ごはん」 選び方のコツ 朝が最も低体温なので、必ず食べて体温を上げ、代謝アップを図りたい。できれば汁ものを1品入れて。 【糖質】おにぎり 腹持ちのいいおにぎりをチョイス。食物繊維、ミネラルもとれるのでのりつきがおすすめ。具はなんでもいいが、梅干しは血糖値の上昇を抑え、酸味で食事の満足度が上がり、ダイエット向き。 【タンパク質】ゆで卵 完全食品の卵でタンパク質補給。ゆで卵のほか、温泉卵、くんせい卵などでもOK。手軽に食べられるところも忙しい朝に最適。 【食物繊維】具だくさんスープ 野菜たっぷりの具だくさんスープを。ちゃんぽんスープ、チゲスープ、ミネストローネなどでも代用可能。汁もので体温が上がり代謝もアップ!