坂本勇人「唯一無二」35歳で海を渡る1歳下の菅野への思い「若い時はめちゃくちゃ文句言いまくって…」
巨人の坂本勇人内野手(36)が1日、BSテレビ東京「エース達のなぜには物語がある 田中将大と前田健太と菅野智之のなぜにはドラマが」(後10・30)にVTR出演。35歳で海を渡る1歳下の盟友でオリオールズ・菅野智之投手(35)への思いを明かした。 【写真】元ヤンキース・松井秀喜氏が巨人時代に使っていた素振り部屋でバットを持つ2006年ドラフト高校生1巡目・坂本勇人内野手(光星学院・中央)と見つめる新入団選手たち プロ野球界の盟主・巨人を長きに渡り投打の柱として支え続けてきた坂本と菅野。35歳右腕のメジャー挑戦、オリオールズ決定について坂本は「めちゃくちゃ寂しいっすよ。本当にこれくらい僕と歳近くて、本気でね何回もケンカしたこともありますし。あの~本当に言い合いも何回もあるんで…そういう選手って僕多分、本当に1人もいないかなっていうぐらい。彼だけでもありますし、多分ね彼もそうやって言ってくれる人が僕しかいないんで。最近はもうそんなことないですけど」と笑いながら2人の関係性について明かし、笑顔で素直な思いを口にした。 さらに「若い時は本当にめちゃくちゃ文句言いまくっていましたし」とニヤリ。「アメリカ行く相談も勇人さんが一番言いづらかったとか言ってましたし(笑い)。多分文句言われると思ったんじゃないですか。本当にそういう仲なんじゃないですか…一番、唯一僕が」と語り、近い仲というより「唯一無二っす、智之は」と、一転、真剣な表情で菅野との関係について言葉を紡いだ。 菅野も坂本について、20年オフにコロナ禍の影響もあり条件が折り合わずメジャー挑戦断念という苦渋の決断を下した際に発表前に連絡した際のやりとりを回想。「“最強の補強や~”とか言って…いや、こっちはまだそこまで気持ち整ってねえわって感じでした」とちゃめっ気たっぷりに明かしていた。 年齢的にはベテランの域に入った2人だが、その存在感は衰えるどころか、さらに増していた昨シーズン。場所は違えど、進化を求め続ける坂本と菅野の2025年から目が離せない。