國學院大學が出雲駅伝2度目のV「みんなの勢いを借りて優勝することができました」最終6区で平林清澄が駒澤大の篠原倖太朗を振り切る
◇第36回出雲駅伝(14日、出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前:全6区間45.1キロ) 【画像】2月に初マラソン日本最高記録と学生新記録を出した國學院大學の平林清澄選手 國學院大學が大接戦レースを制して、第31回大会以来2度目の優勝を飾りました。 1区(8.0キロ)の青木瑠郁選手(3年)は、区間3位と好走。2区(5.8キロ)の山本歩夢選手(4年)、3区(8.5キロ)の辻原輝選手(2年)も区間上位の走りでつなぎます。 4区(6.2キロ)では、野中恒亨選手(2年)が区間賞の走りで、前を走る駒澤大学と青山学院大学を猛追。5区(6.4キロ)の上原琉翔選手(3年)も連続区間賞で逆転します。5区終了時点で2位駒澤大学と4秒差、青山学院大学と24秒差で勝負のアンカー区間へ。 最長距離である6区(10.2キロ)を託されたのは、平林清澄選手(4年)。2月の大阪マラソンで2時間06分18秒で初マラソン日本最高記録と学生新記録で優勝を飾りました。追う駒澤大学の篠原倖太朗選手に追いつかれ並走となりますが、5キロ過ぎから徐々に引き離し、最後は独走。2時間9分24秒(速報値)のタイムで、大接戦のレースを制しました。 2019年以来の優勝に平林選手は、「自分が憧れたあのレースをもう一回再現しようと、最後アンカー精いっぱいチームのために走りました。優勝できてよかったです。6区に自分がいるって言いたかったんですけれど、ここにいるメンバーみんな強いので、最後はみんなの胸を借りるつもりで、みんなの勢いを借りて優勝することができました。自分だけの走りではないと思います。本当にみんなありがとう!ありがとう!」とインタビューで横に並ぶメンバーに声をかけました。
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