【オジサン、冬の足元は贅沢に】自分の限界で良いもの買って、一生直しながら使うのこそカッコいい!
ジョンロブの「スコット」
次にご紹介するのは、19回目の登場となる@yu.kawagutsuさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「スコット(Scott)」です。
ジョンロブが誇る、レースアップブーツの名作「スコット」。 編み上げタイプのアウトドア仕様なのにホールカットのように仕上げた、ジョンロブらしい美しいシルエットが魅力ですが、現在はバイリクエストでのみオーダー可能なレアな一足に。 アッパーにバッファローレザーを使った全天候型のものが多い「スコット」ですが、@yu.kawagutsuさんは上品なレザーに載せ替えられた上に、今回も鏡面磨きが施されており、目を見張る美しさ! 少しずつ履きジワも深くなってきて、良い育ち方をしそうです。
ジョンロブの「ウィリアム2ブーツ」
4番目は、キング・オブ・靴魂としてひた走り、 30回目の登場となった@ryuki_hさんの投稿から。ジョンロブの「ウィリアム2ブーツ(WILLIAM 2 BOOT)」です。
ジョンロブの名品「ウィリアム2」をベースにし、2009年に登場したのが「ウィリアム2 ブーツ」。 由来となったアビエイターブーツに近いデザインに仕上がったアンクルブーツで、ラストは #9795。履き口部分は、2012年に登場したイヤーモデル同様アンライニング仕様になっており、履き心地が柔らかく、足馴染みも抜群です。 ストレートチップ部分の立体的なつまみ縫いが手縫いなのもポイントですね。 @ryuki_hさんのシューズコレクションには免疫ができ、すでに驚かなくなりましたので、この2024年もどんな名品をNEW INさせるのかを楽しみにお待ちし、一緒にワクワクさせて頂こうと思います。
ジョンロブの「シャンボード2ブーツ」
最後は、不肖こじラグ ヤナカの投稿から。ジョンロブの「シャンボード2ブーツ(CHAMBORD II BOOT)」です。
2009年秋冬に登場して人気となった「シャンボード2(CHAMBORD II)」のアレンジモデルとして、2015年にリリースされた7アイレットのレースアップブーツが、「シャンボード2ブーツ」です。 最大のウリは、エプロン部分のスキンステッチでしょうか。 こちらは、アッパーに赤みがかったムラ感のある美しい色合いブラケン(Bracken)のミスティカーフを採用。この色みが履き続けることで、どんな風に成長していくのか、楽しみです。 ドレスショーズの素晴らしさは言わずもがなですが、ブーツの出来も見事なジョンロブ。今後、革靴の生産においては数々な難関が山積みで、年を追うごとに価格は上昇していくことが予想されますので、"きっと今こそがお買い時で、最安値"。気になっているなら多少無理をしてでも購入しておくことをおすすめしておきます。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
谷中 龍太郎